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LINE自動応答ツール比較 2026:料金と、返せる範囲の違い
LINEの自動応答は、定型文で返すのか、登録したQ&Aで返すのか、社内の情報を見て返すのかで、必要なツールも費用も変わります。LINE公式アカウントの標準機能、Lステップ、エルメ、Kylonを、各社の公式ページで確認した料金と一緒に整理しました。2026年8月18日時点の情報です。
結論:LINEの自動応答は「何で返すか」で3段階に分かれます。定型文で返す、登録したQ&Aで返す、社内の情報を見て返す。この3つは必要なツールも費用も違うため、先に自社の問い合わせがどの段階かを決めると選択肢が絞れます。
この記事の要点
- すべてLINE公式アカウントの上に乗る:LステップもエルメもKylonも、LINE公式アカウントのプラン料金とは別に費用が発生します。
- 定型文で足りるなら追加費用は不要:応答メッセージはLINE公式アカウントの標準機能です。
- Q&Aで返すならAIチャットボット(ベータ版):チャットProオプションの有償機能で、登録済みのQ&Aから回答を選びます。
- 社内資料を見て返すなら別の設計:問い合わせ内容を読んで社内の資料を参照し、担当者が確認してから送る流れになります。
対象読者は、LINE公式アカウントで問い合わせ対応をしている店舗や中小企業の運営担当者です。
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登録は無料です。配信停止はいつでもLINE上で設定できます。前提:ツール費用はLINE公式アカウントの料金に上乗せされる
LINEヤフーの料金ページによると、LINE公式アカウントのプランは、コミュニケーションプランが月額固定費0円で無料メッセージ200通、ライトプランが月額固定費5,000円(税別)で5,000通、スタンダードプランが月額固定費15,000円(税別)で30,000通、超過分は1通あたり約3円(税別)です。プランの選び方はLINE公式アカウントの料金プラン解説で詳しく整理しています。
以下の比較表にある月額は、この配信費用とは別にかかる金額です。自動応答の導入を検討するときは、2つを合算して見てください。
自動応答ツールの比較(2026年8月18日時点)
| ツール | 返信のしくみ | 月額(LINE公式アカウントの料金とは別) |
|---|---|---|
| 応答メッセージ | キーワード一致と一律応答による定型文の自動返信 | 追加費用なし(LINE公式アカウントの標準機能) |
| AIチャットボット(ベータ版) | 登録したQ&Aから最適な回答をAIが選んで返信 | チャットProオプションの有償機能 |
| Lステップ | シナリオ配信、タグ付け、顧客管理と組み合わせた自動応答 | フリー0円、スタート5,000円、スタンダード21,780円、プロ32,780円(税込) |
| L Message(エルメ) | 同様のシナリオ配信と顧客管理を含む運用ツール | フリー無料、スタンダード10,780円、プロ33,000円(税込) |
| Kylon | 受信内容を読み、社内資料を参照した下書きを担当者に渡す | Core 月額100米ドルから(1,000クレジット、AIエージェント最大5体) |
3つの段階で考える
1. 定型文で返す
LINEヤフーのマニュアルによれば、応答メッセージにはキーワード応答と一律応答の2種類があり、1つの応答メッセージに設定できるキーワードは51個までです。営業時間、住所、駐車場の有無のように答えが固定の質問は、この機能で足ります。設定手順はLINE自動応答の設定ガイドにまとめています。
限界もはっきりしています。キーワードが一致しない聞き方をされると返せません。表記のゆれを想定してキーワードを足し続ける運用になりがちです。
2. 登録したQ&Aで返す
AIチャットボット(ベータ版)は、登録済みのQ&Aから最適な回答をAIが選んで返信します。PDFや画像からQ&Aを自動生成でき、利用状況にもとづく改善提案も行われます。該当する回答が見つからない場合は「適切な回答がありません」と返す仕様です。提供形態はチャットProオプションの有償機能です。
応答設定のマニュアルでは、応答時間内は手動チャットとの併用、応答時間外はAIチャットボット単独や応答メッセージとの併用が選べると説明されています。営業時間の内と外で切り替えられる点は、店舗運用と相性が良い部分です。
3. 社内の情報を見て返す
見積、在庫、過去の対応履歴のように、Q&Aとして固定できない質問がここに入ります。Kylonの場合は、受信した内容を読み、社内の資料や過去のやり取りを参照した下書きをチャンネルに出し、担当者が確認して送る流れを組みます。対応履歴がそのままナレッジとして残るため、担当者が代わったときの引き継ぎに使えます。運用の全体像はLINEの活用事例とLINE公式アカウントとAIエージェントの連携ガイドで紹介しています。
選ぶときの3つの判断軸
- 問い合わせの中身が固定か:答えが変わらない質問が大半なら応答メッセージ、質問の言い回しが多様ならQ&A型、都度調べる必要があるなら社内情報を参照する型。
- 配信施策まで必要か:段階配信やセグメント配信を回すならLステップやエルメの領域です。ステップ配信とセグメント配信の解説もあわせてご覧ください。
- 対応履歴を誰が引き継ぐか:担当者1人で回すのか、複数人で分担するのか。分担するなら、履歴と判断の経緯が残る形が必要です。
よくある質問
Q. LINE公式アカウントの標準機能だけで自動応答はできますか。
できます。応答メッセージという標準機能で、キーワードに一致したときの返信と、内容にかかわらず返す一律応答を設定できます。追加費用はかからず、LINE公式アカウントのプラン料金の範囲で使えます。ただし返せるのは、事前に用意した文面だけです。
Q. LステップやエルメとLINE公式アカウントの違いは何ですか。
LステップやエルメはLINE公式アカウントの上に乗せて使うツールです。友だちごとのタグ付け、段階的な配信、フォーム、顧客管理などを追加します。LINE公式アカウントのプラン料金とは別に、ツールの月額が発生します。
Q. AIが問い合わせ内容を判断して返す方法はありますか。
LINE公式アカウントにはAIチャットボット(ベータ版)があり、登録したQ&Aから最適な回答を選んで返します。チャットProオプションの有償機能として提供されています。登録していない内容には答えないため、Q&Aの整備が前提になります。
Q. 社内の資料や過去のやり取りを見て返信の下書きを作ることはできますか。
Q&Aの登録ではなく、社内に既にある資料や過去の対応履歴を参照して下書きを作る運用は、ワークスペース型の製品が対応する領域です。Kylonの場合は、受信した内容を読み、社内資料を参照した下書きをチャンネルに出し、担当者が確認して送る流れを組めます。
Q. 費用はどのくらいから始められますか。
LINE公式アカウントのコミュニケーションプランは月額固定費0円で、無料メッセージは月200通です。この範囲であれば、応答メッセージによる自動応答は追加費用なしで始められます。配信数が増える場合はライトプランやスタンダードプランへの変更が必要です。
問い合わせ対応をチームの仕組みにしたい場合は、実際の画面で確かめられます。
初回無料クレジット付き。受信内容の読み取りから下書きの作成、担当者への引き継ぎまでを1つのチャンネルで確認できます。


