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開発者不在で、1週間に2つの社内アプリを構築した方法

メディアテック企業が、コンテンツ管理と請求書処理のAI搭載社内アプリを構築。文字認識、画像生成、質問応答を活用し、下書きプレビューで安全に公開した事例です。

K
Kylon Team
Product · 8 min read

課題

あるメディアテック企業は、コンテンツ制作パイプラインの管理ツールと請求書処理システムという2つの社内ツールを必要としていました。開発チームはプロダクト開発で手一杯でした。外部委託では数週間と数千ドルの費用がかかります。そこでプロダクトチームは、Kylonを使って自ら構築することを決めました。

なぜ既存の開発支援ツールではなくKylonなのか

チームは一般的な選択肢を比較しました。Retoolでは、クエリの作成や処理ロジックの設定に開発者が必要です。Replit Agentはアプリを構築できますが、基本的には1人で進める体験です。1人が作業している間、ほかのメンバーは待つことになります。

Kylonは異なります。同じワークスペースで、複数のチームメンバーが同時にAIエージェントと作業できます。1人がコンテンツ管理ツールの要件を伝え、別のメンバーが請求書処理システムの要件を伝えます。AIエージェントは両方を並行して構築し、チームはリアルタイムで改善を重ねました。

標準搭載のAI機能で、アプリをすぐに高度化

完成したアプリは、単に作成・閲覧・更新・削除を行う画面ではありません。Kylonに標準搭載されたAI機能により、通常なら機械学習の開発に数か月を要する処理をアプリ内で実現しました。

  • 請求書認識:PDFの請求書や写真をアップロードすると、AIエージェントが取引先、金額、明細、税額、支払期日を自動抽出
  • 画像生成:コンテンツ管理ツール内で、サムネイルやソーシャルメディア用の画像を生成
  • 質問応答の自動化:パイプラインの状況や請求履歴を自然言語で質問すると、AIエージェントがデータベースを照会して構造化された回答を提示
  • 文書理解:契約書、企画書、仕様書をアップロードすると、重要条件を要約し、対応事項を抽出

下書きとバージョン管理による安全な公開

すべての変更は、構造化された公開プロセスを経ます。

公開前に下書きプレビューで確認

AIエージェントが変更を加えると、ライブプレビュー付きの下書きが作成されます。チームは実データでプレビューを確認し、テストを行い、承認後に本番環境へ反映します。想定外の変更を防げます。

複数人での開発でも競合を回避

同じワークスペースで2人が別々のアプリを作業しても、変更がぶつかることはありません。各下書きは分離され、承認後に変更は本番版へ安全に統合されます。バージョン履歴によりすべての変更を追跡でき、問題があればワンクリックで以前の状態に戻せます。

  • 下書きプレビュー:公開前に変更を検証
  • 自動バージョン管理:すべての変更履歴を保持
  • 複数人による編集:変更の競合を防ぎながら並行作業
  • ワンクリックでの復元:問題発生時に以前の状態へ戻す

運用画面

ワークスペースでは、チームがAIエージェントと協働して社内ツールを構築し、改善を重ねています。チャットが業務の起点となり、変更のたびにアプリのプレビューが更新されます。

Building internal tools inside Kylon. Chat and app preview side by side.

成果

  • 本番運用可能なWebアプリを2つ構築し、データベース、認証、独自の画面を実装
  • 標準搭載のAI機能により、請求書の文字認識、画像生成、自然言語での照会を実現
  • 非エンジニアのチームが1週間で構築
  • 総費用150ドルで、外部委託の5,000ドル以上と比較して大幅に削減
  • 安全な公開プロセスを下書きプレビュー、バージョン履歴、復元機能で実現

Kylonが異なる理由

RetoolやReplitは有力なツールです。しかし、構築する場所と使う場所が分かれています。ある環境でアプリを作り、別の環境に切り替えて業務を進めます。Kylonでは、アプリ、データ、アプリに関する会話、保守を担うAIエージェントがすべて同じワークスペースにあります。アプリ自体もAIネイティブであり、従来の技術構成では追加に数か月かかる機能を標準で利用できます。

開発者を採用することも、プログラミングを学ぶこともありませんでした。必要なものを説明すると、チームのAIエージェントが構築してくれました。請求書スキャナーだけでも、ほかの会社なら独立したプロジェクトになっていたでしょう。