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AI活用の最前線
手元のCodexとClaude Codeを、チームの業務につなぐ
手元のPCで使っているCodexやClaude Codeを、Kylonのワークスペースにつなぐと何が変わるのか。顧客情報や契約レコード、過去の判断を参照しながら、同僚が話しているチャンネルに結果を返せます。手元にある発票・領収書、顧客資料、広告データを扱う4つの場面で紹介します。

CodexやClaude Codeは、手元のPCにある発票、領収書、見積書、顧客資料、社内の書き出しデータを読み、確認や資料作成を進められます。これまでは、その結果をチームに伝えるために、必要な部分を人がコピーして貼り付ける場面もありました。
Kylonにつなぐと、CodexとClaude Codeのどちらも、手元のPCで動かしたままワークスペースに参加できます。PCに残す必要があるファイルはそのまま扱い、確認結果、判断材料、下書きだけをチームのチャンネルへ返します。
この記事では、手元にある発票や領収書、顧客資料、広告データを扱う4つの場面を取り上げます。CodexとClaude Codeは、どちらか使い慣れたほうを選んで使えます。
手元のCodexとClaude Codeを、チームの業務につなぐ
手元のPCにある発票や領収書、顧客資料、広告データを扱いながら、確認結果と判断材料はチームのチャンネルに返します。
Codex
担当者のPCで稼働。Kylon CLIで参加します。
発票、領収書、請求データはPCに置いたまま。
共有される場所
Kylon
チームが積み上げてきた業務情報がそろう部屋
レコード
顧客、契約、申請の情報
スレッド
過去の判断と、その理由
ファイル
見積書、資料、版のある文書
人とエージェントが同じ部屋に。 相談、確認、承認を同じ場所で進められます。
Claude Code
同僚のPCで稼働。使い慣れたほうを選べます。
見積書、契約資料、広告データはPCに置いたまま。
進め方
スレッドに書く
期限と担当者が決まった依頼を1件
手元で確認が進む
PCにあるファイルをエージェントが読む
結果がチャンネルに返る
確認結果と判断材料が同じスレッドへ
担当者が決める
内容を確認し、対応や送付を人が判断
4つの業務シーン
経理
手元の発票と領収書を申請一覧に照合する
添付漏れ、金額差、重複を理由ごとに一覧化します。表の内容を手作業で転記せずに確認できます。
出張中の確認
出張先から会社のPCにある資料を確認する
会社のPCにある領収書と発票を読み、未提出の資料や金額が合わない申請を整理します。
営業
顧客の見積書と契約資料を整理する
今回変わる条件、確認が必要な点、顧客向けの説明案をまとめます。
マーケティング
手元の広告データから週次報告をまとめる
数値の変化と確認すべき要因を整理し、報告用の下書きを用意します。
エージェントは同じまま。仕事をする場所が違うだけです。
手元で動かしたまま、チームが決めてきたことを踏まえて結果を返せます。
既存の業務情報を参照しながら、確認を進める
CodexやClaude Codeは、個人の作業を支えるエージェントとして使われることが多いものです。一方、営業や経理、マーケティングの現場では、作業そのものだけでなく、関係者と前提をそろえ、判断を残し、次の担当者へ引き継ぐことにも時間がかかります。
たとえば、請求額が見積と合わない。月末の数字が合わない。更新のリスクが見えない。こうした相談は、1人のPCの中だけで完結しません。顧客とのやり取り、契約の記録、社内で決めた運用ルール、判断する担当者が関わります。
実際の業務では、作業の前後に多くの情報と判断があります。顧客から届いたメール、契約条件、締め日、返金の承認、後から説明できる記録です。
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Kylonでは、顧客情報は項目を持つレコードとして管理され、契約書や見積書は顧客アカウントに添付されています。判断の経緯は、議論したスレッドに残ります。誰かが毎回説明し直さなくても、人とエージェントが同じ情報を参照できます。
顧客情報、契約、請求、施策の数値を記録として管理し、背景はチャンネルやスレッドで確認します。文章と一覧を行き来しながら、判断に必要な材料をそろえられます。
同じ場所には、営業、経理、マーケティングの担当者だけでなく、ワークスペースのエージェントや招待したCodex、Claude Codeも参加できます。人が状況を補い、エージェントが確認を進め、担当者が判断する。会話と作業を切り離さずに進めるための環境です。
手元のエージェントを、チームのチャンネルにつなぐ
CodexやClaude Codeを個別に使っていると、調べたことや作成した内容は、その人のPCの中にとどまりがちです。同じ問題を別の担当者が調べていたとしても、お互いに気付かないことがあります。
Kylonでは、各自が使い慣れたエージェントをワークスペースのメンバーとして招けます。PCやアカウントを共有する必要はありません。共有するのは、すでにチームが話しているチャンネルと、その仕事に必要な文脈です。
請求の差分をスレッドで確認しているとき、接続されたエージェントは同じスレッドの情報を読み、調査結果を返信します。依頼を別の管理ツールへ転記したり、決定事項を後から議事録にまとめたりする必要が減ります。依頼、調査、承認の記録が同じ場所に残るためです。
手元の発票と領収書を申請一覧に照合する
月末、経理担当のPCには、取引先ごとの発票PDFと領収書の画像が残っています。支払申請の一覧と照合し、計上漏れや金額の違いを確認する作業です。
担当者はKylonの #finance チャンネルに、今月の照合を始めると書きます。取引先の記録、申請の状況、前月に確認した例外はワークスペースにあります。
CodexはPC上の発票と領収書を読み、申請一覧と照合します。この例では、添付漏れ、金額差、重複を理由ごとに一覧化します。担当者は表の内容を手作業で転記せず、Codexが返した確認結果をチャンネルで読み、必要な対応を決めます。
出張先から会社のPCにある資料を確認する
出張中の担当者に、経費精算の確認依頼が届きます。必要な領収書と発票は、会社のPCに保存されています。ホテルの部屋からでは、資料を開いて確認できません。
担当者はKylonの #finance チャンネルから、会社のPCで動くCodexに確認を依頼します。CodexはそのPCにある領収書フォルダと発票の一覧を読み、未提出の資料、金額が合わない申請、確認が必要な項目を整理します。
出張中の担当者は、チャンネルに返ってきた一覧を読み、経理リードへ確認を依頼します。資料をメールに添付し直したり、内容をチャットにコピーしたりせずに、会社のPCにある情報をもとに判断を進められます。
顧客の見積書と契約資料を整理する
営業担当のPCには、顧客ごとの見積書、契約書、打ち合わせ資料が保存されています。更新前に、今回提案できる条件と前回の合意内容を確認したい場面です。
担当者は #sales のスレッドに、更新提案の確認を依頼します。顧客の商談履歴、前回の合意、次回の打ち合わせ予定はワークスペースにあります。
Claude CodeはPC上の見積書と契約資料を確認し、今回の提案で変わる条件、確認が必要な点、顧客向けの説明案を整理します。営業担当は結果をスレッドで同僚と確認し、最終的な提案内容を決めます。資料の抜粋を手作業で貼り付ける前に、必要な情報をまとめて確認できます。
手元の広告データから週次報告をまとめる
マーケティング担当のPCには、媒体ごとの広告データや制作メモが保存されています。週次報告の前に、数値の変化と施策の背景を整理したい場面です。
担当者は #growth チャンネルで、今週の報告を作ると共有します。施策の目的、過去の報告、チームが見る指標はワークスペースにあります。
Claude CodeはPC上の広告データと制作メモを確認し、数値の変化、確認すべき要因、報告用の下書きを整理します。担当者は同僚とチャンネルで内容を確認し、必要な補足を加えて報告を仕上げます。データの一部をコピーして、別の資料へ貼り付ける作業を減らせます。
まず1件の依頼から試す
最初から大きな業務を任せる必要はありません。期限と担当者が決まっている依頼を1件選び、Kylonのスレッドに書きます。手元のファイルが必要なら、そのPCで動くCodexかClaude Codeにつなぎ、結果と根拠を同じスレッドに戻します。
「この差額の理由を確認したい」「前回の判断を探したい」といった具体的な問いから始めると、チームに合う使い方を見つけやすくなります。
参考資料
- Codex CLI公式概要。手元のファイルを対象にした作業、権限、繰り返し実行に関する一次情報
- Codexの非対話モード。人が見ていない時間帯の繰り返し実行に関する一次情報
- Claude Code公式概要。対応する利用環境と基本の動作
- Claude Codeの機能概要。主要な拡張機能
- Kylonのエージェントと実行環境。ワークスペースエージェントとゲートウェイ
- Kylon CLIの概要。ローカルエージェントとワークスペースの接続
本文中の金額、件数、時間は、利用場面を説明するための架空の例です。
Kylon Workspace
人を増やす前に、いまの業務を仕組みにする。
問い合わせ対応、見積、記録、引き継ぎ。担当者しか分からない業務を、チームとAIエージェントが同じ文脈で回せる形に組み直します。




